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「行くべき神社、そうではない神社」は存在するのか?


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鹿島神宮の小道


休止していた間、文字を読むのがしんどくなくなってからは
色々なものを読み漁っていました。
とはいえ、ファッション誌などではなく
どうしても、神仏関係の本になってしまうのですが。
(というより、そのジャンルしか持っていなかったり)


それで<こういう時にはこの神社>的な内容の本を続けざまに
数冊読みました。
全く違う内容が書かれていたりする神社もありましたが。
逆に、著者が全く違う数冊の本に
内容的には、同じ記述があった神社もありました。

<大神神社(奈良県) ここに一緒に参拝した人とは
より深い絆を結べます。仲良くなりたい人と一緒の参拝がお勧め>

大意はこういう記述でした。


実は、希紗は、全く違う状況になりました。
ここはまだ、家族とは参拝したことがなく
以前のお仲間や修行仲間等たちと伺ったのですが。


何が起きたかというと、ともに参拝した方々全員と縁が切れました(-_-;)


エハラさんがこうおっしゃってるんだから、きっとこういう効果があるわ!
とか
リノイエ先生が・・・・シモ先生が・・・・・
神社に造詣の深い有名な方が仰ったり、書いたりすると
『誰にでも同じ現象が起きる』ことを期待すると思うのです。
高名な方々は、それだけの実践も積んでいるはずですから
幾度も検証して、そのうえで発信してるはずです。


しかし、実際には真逆の事が起きたりもします。


私の、縁が切れた、は、単純に人から私が嫌われたのかもしれませんし
全てを神社のせい、などとは申しません。
しかし、山口~広島を旅した時に、やたらと八幡神社があり
その意味を、神々に伺ったことがありました。

<八幡神社という、表面的なものはどの神社も同じだが
勧請・建立した背景がそれぞれ違うので
ある人にとっては自分の系統と合致して運を貰えるが
真逆の系統の人には、ご利益どころか
ばちが当たるような場合もある>

要約すると、そういう内容の回答を得ました。


大神神社と自身の系統については、まだ検証の入り口ですが
何か、確実に合わない部分があるのでしょう。
参拝自体は素晴らしいものでしたが。


なので「誰にとっても合う神社」も「合わない神社」も
ないということになります。
身もふたもない、どうとでも取れる書き方になってしまいますが。
それなら、伊勢神宮や出雲大社はどうなんだ?
どちらも史実の中でも重要な神社だが?
しかも、伊勢は特に、日本の始祖なのではないか?


これも、「合わない人は存在します」という回答しか出来ません。
どちらがどう悪い、いい、はありませんが
自身の系統がある以上、天下の神宮であろうと、反対派賛成派という流れは
ありましたし、歴史を紐解けば、歴代の偉い方がこんなふうに
関わった、という様々な対処の仕方が存在したのも事実です。

私は伊勢國の神社で数年にわたり修行をさせて頂きました。
しかし、名古屋にある夫の実家では、下呂温泉等には
連れて行ってくれましたが、意図は判りませんが、義父も夫も
幾度かお願いしましたが、
伊勢は遠いから、と連れて行ってくれたことが無かったのです。
名古屋駅まで歩ける距離に住んでいるのにです。
名古屋駅まで行けば、そこから2時間ほどで神宮内宮に着けます。
帰省の際、私が初めて個人的に神宮へ伺えたのは、まだ10年ほど前の事です。
交際期間から合算すれば、その倍以上の時間、名古屋通いをしているのに。


ご神事をさせて頂くようになる前までは
私は神道を信仰する家に生まれながら
天照大神が苦手でした。
母の生家の床の間には、現在でも「天照大神」の御軸がかかっています。
子どもの頃から、この床の間は怖くて仕方なかったのです。
近くに、どこか(適当ですみません)山地を描いた水墨画があり
そこに、今見れば虎の絵が添えてあります。
それが、子供の頃教わった「ガンド猫」(化け猫の意味らしい)と
結びつき、床の間にはガンド猫がいるので近づかない、
と思っていました。
母はそこから、父の処へ嫁いだので、私は両親の系統を両方受け継いで
いることになります。
父方の御縁のある神社は、八坂神社であり
ご存知、須佐之男命がご祭神です。
これも、系統のなかに疑問への答えがあるのでしょう。


「いいと聞いてこの神社に伺ったのに、いいことなかった」
と仰る方もあると思います。
ご自身のせいではないのです。
ご自身の背負っている系統の影響も加味されているのです。


それでは、この○○神社に自分は一生伺えないのか?
行くと、ばちが当たってしまうのか?
それは、自身の取り組み方次第で伺えるようになります。
天照大神苦手だった自分が、伊勢國に5年も通えることになったのですから。
自身の系統を理解し、どの方面からどうアプローチしたらいいか?
それを探っていけばいいのです。


ただ、『○○神社に伺ったら、誰にもこういうことが起きます』
ということは、ないのだとご理解ください。
○○神社の御利益は縁結びです、金運です、健康です・・・・
という<得意分野>は、統計学の範疇なのだと捉えて頂けたら
理解しやすいかもしれません。
10人参拝して、うち7人に良縁が、となれば
そこの神社の御利益が、自然発生的に<縁結び>に
なっていくという部分もあります。
基本的には、ご祭神がこの神様で、この方は
こういういわれがあるので、うちの神社の御利益はこれです、
と、古事記日本書紀等に記されている記述から
謳われます。


そういう訳で希紗は、セッションの際、
一般的ないわれと違う神社への参拝をお薦めすることがあります。
それは、ご本人の系統を読み解かせて頂き、出す結論です。
折角参拝したのに、同行者の誰ともご縁が切れました、というのも
悲しいじゃないですか。
これは極端な例で、誰にも起きるわけではないこととしても。
せっかく神社に伺うのなら、当日楽しかった、
後日こう展開して嬉しかった、でありたいと思うのです。


by Clessidra | 2018-10-10 22:03 | スピリチュアル

神社と不思議なことが好きな私の,普通の不思議な日々


by clessidra