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たましいを救う神社


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二週間前、家族が緊急入院、手術となり
ひとり孤軍奮闘の日々となりました。
精神的な氣遣い配慮緊張の連続は、あっという間に氣力を奪い
入院から数日後には、身体が重く、動かなくなりかけ、
それでも引きずるように動いていました。

そんな日々のなか、
明日来るように、と香取神宮からお呼びが来ました。
半日あれば、往復にお釣りが来ます。
病院行に支障なく行けます。


道中、時間調整らしき出来事があり、神宮に着くと
平日なのに、結婚式のカップルが出て来て
写真を撮り始めました。
慶事。よろこびごとは、見ているだけでも
こちらも幸せな氣分になってきます。


<力を分けるから>


神様からのお呼び出しは、そういう意図でした。
神社に着いて間もなく、それまで歩くのさえへろへろで
とぼとぼと歩いてきたのに、小走りで動けるくらいの
氣力に満ちました。
一瞬で、蛇口の下に空き瓶を持ってきた如く
私のからだ中に、力が満ちました。


<今日は神事はよい、そなたが元氣になることが、先ず先決。
元氣でなければ、神事もできない>


かみさまとは、なぜこんなにもありがたいものなのだろう・・・・・。



宗教を区別する考えはありません。
私自身は、基本、神道。
そこに、自身の中でキリスト教、仏教の教えが統合され
<自身の信念>が構築されました。
信仰、とはそんなものなのかもしれません。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中に、船の沈没で亡くなった青年と
幼い姉弟が現れます。
ジョバンニに青年は、こんな言葉を投げかけています。
あなたの神さまってどんな神さまですか
ジョバンニは、本当の神様はただおひとりです、と答えています。


その仰ぎ見る神を頂点として、ひとはそれぞれのこころのなかに
それぞれの神様を持っているのではないでしょうか。

今回の一件で、私は神社で心身ともに救われました。
希紗が特別なわけではなく、こんなふうに
神様は、倒れそうな人を見れば、望まなくても
手を差し伸べてくださるのです。
私は、今回神様に助けて、とは望みませんでした。
というより、あまりにすることが多く、余裕もなく
神様にすがるという事すら、思いつかなかったのです。
神様は、ちゃんとひとりひとりを見てくださっている。
そして、必要とあらば、救いの手を差し伸べてくださる。
ありがたいことです。


私は、ご神事をさせて頂いてきてよかった、と感謝しています。
こんな若輩者に、神様はご神事をすることを許して下さった。
まことの信仰は、心を強くしてくれます。
今回、ひと時は、当然揺らぎました。
けれど、芯までぶれる前に、こうして立ち戻らせてくださる。
本当に有り難い。


まだ、この脆弱な日々は続く予定です。
けれど、神様は、必要な時に必要な場所に呼んでくださいます。
先週は、神筆を降ろすのに、必要な場所に呼んでくださいました。
それを転機に、自身の筆が変化しました。
とてつもなく大きな存在が、言葉を伝えて下さる。
そして私は、伝えられるまこと、を
お伝えしていかせていただこうと。


みなさまどうぞ、お身体ご自愛くださいね。

                   榊原希紗

by Clessidra | 2018-05-25 21:07 | スピリチュアル

神社と不思議なことが好きな私の,普通の不思議な日々


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